2006年02月06日
駐車場で損害にあったら
私の宿は整地されていない空き地を駐車場として使っています。
そのため、お客さまに車を寄せてもらわなければなりません。
これがけっこう面倒なのです。左に寄せたり、右に寄せたり、奥のほうに入れてもらったりと、こちらの誘導に従ってもらい、車を動かしてもらっています。
このような手間は、到着が遅れれば遅れるほど大変になります。
駐車場自体が狭いですから、着いてみたらすでに満車になっていることもあります。
そうなると、宿からずっと遠くの空き地に車を停めなければなりません。
これは私の宿に限らず、昔ながらの古い温泉地や部屋数の少ない小規模の宿では、駐車場が狭く、上記のような手間がかかることがあります。
そのような宿に宿泊する場合は、駐車場の確保が重要になります。
早めに到着できればよいのですが、それができそうに無ければ、事前に宿へあなたの要望を伝えた方がよいでしょう。
例えば、車体の低い車を使う場合、駐車場がデコボコしているとひっかかる場合があります。
また足の不自由な人が乗っている場合は、できるだけ宿の玄関に近い位置で停めたい、と思いますよね。
このように、駐車場に関することは、部屋に関する要望(眺めのいい部屋が良い等)や料理に関する要望(量を少なめにして欲しい等)と同じように大事です。
ですが、駐車場に関しては当館の場合ですと、あまり聞かれることがありません。
せいぜい、「駐車場は無料か?有料か?」ということや単に駐車場の確保だけを伝えられるくらいです。
しかし、実際に宿に着いてから、色々と言われることが多いのです。
前もって伝えてもらえればできることがあります。
特に雪の積もる冬の時期は大事になりますので、宿に気軽に尋ねてみて下さい。
駐車場に関しては、さらに重要なことがあります。
それは駐車場で損害にあった場合の話しです。
これは万一のときの話しですが、絶対に無い話しではありません。
当館の場合も昨年、1回ありました。(車の後方を駐車場の木の柵にぶつけてしまったのです。)
起こってしまった後の話しですから、「読まなくていいや、車使わないし。」という方は、読み飛ばし下さい。
さて本題に入りますね。
繰り返しになりますが、小さな旅館の駐車場というのは、空き地を利用していることが多く、また駐車スペースが狭かったりしますので、利用には注意が必要です。
ただの空き地ですから、地面はデコボコしていたり、斜めになっていたりします。
そういう所ですから車に傷がつく場合があります。
例えば、車体が低い車だとデコボコ道で傷がつきます。
屋根に雪が積もっている建物のそばに置いた車だと、その屋根の雪が落ちてきて車体がへこみます。
このような事故がおきた場合のために、宿は駐車場保険をかけています。
車に損害が及んだ時、宿に請求すれば保険がおりて、損害額を支払ってくれる場合があります。
しかし、その駐車場に保険が掛けられていなかったり、保険内容によってお金が保険会社から支払われなかったりすると、宿から車の損害額は支払ってもらえません。
意外に知られていないようですが、旅館は1ヶ所だけ駐車場をもっているわけではありません。何ヶ所かに分散して持っています。
1ヶ所だけでは駐車場のスペースがまかなえないからです。
そして、その全てが旅館の物件ではなかったりします。
借り物だったり、共同で使用している場所だったり、実は道路!だったりします。
同じような損害にあっても駐車場が違うと、損害額が支払われない場合があるということですね。
これを踏まえると、車は旅館により近い場所に停めるべきです。
旅館に近ければ、旅館の敷地内の駐車場である場合が多いですから、駐車場保険が掛かっている可能性が高いと思われます。
万一を考えるなら、できるだけ旅館に近い駐車場に停めさせてもらいましょう。
ただし、このような事は、ふつう宿のサイトやパンフレットを見ても分かりませんので、直接宿に聞くしかありません。
手間をいとわず聞いてみて下さい。
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この記事へのコメント
1. Posted by ゲン
2007年01月30日 20:01
>>前もって伝えてもらえればできることがあります。
ですが、色々と言われる事が多いのであれば、予約された時点で「遅い時間に車で来ると駐車場が遠くなる、冬は危険だ」等、よく宿で苦情される事を伝えるのも必要なのでは?
HPに記載しても良いと思います。
事実、初めてのお客には「駐車場は狭い・宿は古い・冬は宿前の道が凍結するけど良いか?」と後でお客に苦情を言われそうな事は事前に了承を得ている宿もあります。
中には車体が低い等、どうにも把握出来ない例外な場合もあると思いますが、「事前に」とただ宿側だけがお客に望んでいるだけでは駄目だと思います。



