2006年09月24日
旅行と異郷イメージ
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*この記事は、9月24日発行のメルマガより引用しています。
★詳細はこちら
http://www.mag2.com/m/0000178403.html
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こんにちは。松田忠です。
前回は、ネット上に掲載されている宿の外観写真について、あれこれ書きました。
★前回のメルマガはこちらから読めます。↓
外観の写真について
http://www.show-un.com/magazine/magazine44.html
今回は、前回のメルマガに関して、質問が来ましたのでご紹介したいと思います。
ハンドルネーム、バクダン小僧さんからのお便りです。
例によって質問部分のみ挙げさせていただきます。
-----------------------(ここから)----------------------------------
>メルマガで、「異郷」ということが書かれていましたが、これはどういう意味なんでしょう?
-----------------------(ここまで)----------------------------------
私は、インターネットの普及によって、現実に存在している旅館ともうひとつ、ネットのなかにある旅館ができたと思っています。
旅行は、日常の生活から離れて、「ここではない別の場所」に行くことです。
好奇心が強い人であれば、見たことが無いものや他の人が良い所だ、といった場所に行ってみたくなるようです。
観光に携わっている人は、そのような好奇心を刺激する、「ここではない別の場所」を示すために、色々な工夫をしています。
観光のパンフレットなどは、そのような工夫がたくさんつまって作られているでしょう。
例えば、観光地の紹介には、その場所を象徴する風景が写真としてのっています。(京都なら寺社仏閣や舞妓さんの写真がこれに当たります)
当たり前ですが、どこにでもあるような、公園の写真とか、自動販売機の写真などは使われません。
つまりその場所をイメージさせるものが非常に重要になります。
旅館や温泉地の場合も同じ事情があります。
田舎の旅館に限っていいますと、お客様に印象付けたいのは、各観光地様々とは思いますが、「ふるさと」のイメージだと思います。
当然、ふるさとは人それぞれ違います。公営住宅地で過ごした人は、それがふるさとであり、大都市のビルディングで過ごした人はそれがふるさとであり、山間の自然のなかで過ごした人はそれがふるさとであります。
日本的なふるさととは、最後にあげた自然のなかのふるさとが一番近いでしょう。
しかし、このふるさとは、決してみんなにとって現実に経験したものではありません。
異郷というのは、一人一人にとって現実のふるさとでない、イメージとしてのふるさとのことです。
自分は実際に暮らしたことはないけれど、昔の日本にはどこにでもあったふるさとのイメージとも言えるでしょう。
そして、ネット上の宿づくりとはおそらくこの異郷イメージをつくりだすことなのだと思います。
各旅館や温泉地ごとで、この異郷イメージを見て楽しむこともできます。
ただし、このイメージのみで現実の旅館や温泉地の姿をつくりだすのは危ないのではないか、というのが私の考えです。
ですからこのメルマガや無料レポートなどでは、ネット上ではイメージも大事だけど、事実確認できることを注意して見て下さい、と繰り返し述べています。
■今日のお話はどうだったでしょうか?
少しでもあなたのお役に立てたようでしたら、下記をクリックいただけるとうれしいです。
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>メルマガで、「異郷」ということが書かれていましたが、これはどういう意味なんでしょう?
-----------------------(ここまで)----------------------------------
私は、インターネットの普及によって、現実に存在している旅館ともうひとつ、ネットのなかにある旅館ができたと思っています。
旅行は、日常の生活から離れて、「ここではない別の場所」に行くことです。
好奇心が強い人であれば、見たことが無いものや他の人が良い所だ、といった場所に行ってみたくなるようです。
観光に携わっている人は、そのような好奇心を刺激する、「ここではない別の場所」を示すために、色々な工夫をしています。
観光のパンフレットなどは、そのような工夫がたくさんつまって作られているでしょう。
例えば、観光地の紹介には、その場所を象徴する風景が写真としてのっています。(京都なら寺社仏閣や舞妓さんの写真がこれに当たります)
当たり前ですが、どこにでもあるような、公園の写真とか、自動販売機の写真などは使われません。
つまりその場所をイメージさせるものが非常に重要になります。
旅館や温泉地の場合も同じ事情があります。
田舎の旅館に限っていいますと、お客様に印象付けたいのは、各観光地様々とは思いますが、「ふるさと」のイメージだと思います。
当然、ふるさとは人それぞれ違います。公営住宅地で過ごした人は、それがふるさとであり、大都市のビルディングで過ごした人はそれがふるさとであり、山間の自然のなかで過ごした人はそれがふるさとであります。
日本的なふるさととは、最後にあげた自然のなかのふるさとが一番近いでしょう。
しかし、このふるさとは、決してみんなにとって現実に経験したものではありません。
異郷というのは、一人一人にとって現実のふるさとでない、イメージとしてのふるさとのことです。
自分は実際に暮らしたことはないけれど、昔の日本にはどこにでもあったふるさとのイメージとも言えるでしょう。
そして、ネット上の宿づくりとはおそらくこの異郷イメージをつくりだすことなのだと思います。
各旅館や温泉地ごとで、この異郷イメージを見て楽しむこともできます。
ただし、このイメージのみで現実の旅館や温泉地の姿をつくりだすのは危ないのではないか、というのが私の考えです。
ですからこのメルマガや無料レポートなどでは、ネット上ではイメージも大事だけど、事実確認できることを注意して見て下さい、と繰り返し述べています。
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